水投下の前後 放射線量変化なし
冷却機能が失われ深刻な状態が続いている福島第一原子力発電所で、自衛隊のヘリコプターを使って上空から3
号機の使用済み燃料プールに水を入れる作業が行われました。東京電力によりますと、原発の敷地内で計測された放射線の量は、投下の前とあととで、今のとこ ろ大きな変化はないということです。
福島第一原子力発電所の3号機と4号機では、使用済み燃料を保管しているプールが冷却できない状態
になり、温度が上がって水が蒸発しているとみられています。この状態が続けば、燃料が溶けて放射性物質が外部に漏れ出すおそれがあるとして、政府の対策本 部では、自衛隊と警察庁に要請し、空や地上からプールに水を入れる作業を行うことにしました。このうち、自衛隊のヘリコプターを使って上空から3号機の使
用済み燃料プールに水を入れる作業が、17日午前9時48分から午前10時1分までの間に4回行われました。これについて、東京電力福島事務所が記者会見 し、3号機から百数十メートル離れた事務本館で放射線の量を計測したところ、投下の前の午前9時40分に1時間当たり3782マイクロシーベルトだった数
値が、投下が終了したあとの午前10時20分でも、1時間当たり3754マイクロシーベルトと、今のところ大きな変化がないことを明らかにしました。
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